【Q&A】離職をしている場合は対象になりますか?【リワーク】
A. リワークセンターキズナでは、離職している方でもリワークプログラムに参加できる場合があります。
一般的にリワークは、休職中の方の職場復帰を支援するプログラムですが、今後の就職や再就職に向けて準備を進めたい方も対象となることがあります。
1. 離職中の方がリワークを利用できる条件
離職中の方がリワークに参加できるかどうかは、以下の条件によって異なります。
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主治医の許可が得られること
リワーク参加には、主治医の「リワークが適切である」という許可が必要です。精神的・身体的に一定の回復が見込まれ、社会復帰に向けた準備ができる段階にあるかを確認します。 -
就労を希望していること
リワークプログラムは、復職または新たな職場での就労を目指す方を対象としています。そのため、「今後働きたい」「職場復帰の準備をしたい」と考えている方であれば、参加可能な場合があります。 -
健康保険に加入していること
リワークプログラムは、健康保険の適用を受ける医療サービスです。離職中の方でも、国民健康保険や任意継続の社会保険に加入していれば利用可能です。
2. 離職中の方に適したリワークの活用方法
離職している方がリワークを活用する場合、次のような目的で参加できます。
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生活リズムの改善と体力回復
離職後、生活リズムが乱れがちな方に対し、規則正しい通所を通じて体力と活動量を回復させます。 -
ストレス管理や対人スキルトレーニング
認知行動療法(CBT)やソーシャルスキルトレーニング(SST)を活用し、新しい職場環境に適応するためのスキルを学びます。 -
再就職への準備
履歴書作成や面接対策、自己分析など、再就職活動をサポートするプログラムを提供することも可能です。
3. 参加の流れ
離職中の方がリワークに参加する際は、以下の手順で進めます。
- お問い合わせ・相談
- まずは、リワークセンターにお問い合わせいただき、離職中の状況を含めご相談ください。
- 主治医の許可を取得
- 現在通院している医師に、リワークの利用が適切かどうか確認します。
- 個別面談・プログラム説明
- 参加の目的に合わせたプログラムを提案し、通所の流れを決定します。
- リワークプログラムの参加開始
- 生活リズムの調整、スキルトレーニング、復職や再就職の準備を進めます。
4. まとめ
リワークセンターキズナでは、離職中の方でも就労を目指す場合はリワーク参加が可能です。
主治医の許可と健康保険の加入が必要となりますが、生活リズムの改善や再就職準備のために活用できます。
参加をご希望の方は、まずはお気軽にご相談ください。
医療法人社団結糸会 リワークセンターキズナ