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ジョハリの窓

 

ジョハリの窓とは

人は心に「4つの窓」を持っているということを表している。

自分が知っている「自分の特徴」、他人が知っている「自分の特徴」の一致・不一致を、

『窓のように見える4つの枠』に分類することで、本当の自分とはなにか考えるフレームワークのこと。

 

 

 

 

 

 

「3つの窓」について

4つの窓のうち、3つは自分や他人が知っている自分。

未知の窓は、可能性としての自分。

[自分]も[他人]も知っている自分→自分は優しい人間だ、と自分もわかっているし、周りの人も優しい人だよねと一致している。

[自分]は知らないけど[他人]は知っている→本当は気性が荒いけど、人がいない時は気性が荒いところをみせていない。そのため自分は知っているけど、相手は知らない自分。

[自分]は知っているけど、[他人]は知らない→無意識にやっていることで、自分は気づいていないけど、他人から「あの人面白いよね」と言われる。

最後に、[自分]も[他人]も知らない本当の私。

 

 

 

 

 

 

グループワーク

リワーク内のグループワークにて、ジョハリの窓のテーマを取り上げることもあります。

自分が思っている自分と合致していた方、「周りからはこんな風にみえてたんだ」と発見がある方、様々です。

 

 

未知の窓は90%の自分がまだ隠れている!

未知の窓以外の自分は10%

→まだまだ新しい自分に出会える可能性が秘めている

 

 

 

 

 

 

「未知の窓」について

 

なぜ90%も本当の自分が秘めているのに出てこないのか。

この未知の窓の枠は、鉄格子のようになっていて、完全に壁で覆われていて出てきづらいのです。

なぜ出てきづらいのか。

それはこの未知の窓から引き出すには、“感情”というエネルギーが必要です。

本当の自分、「厳しい自分」「優しい自分」「激しい自分」「気遣いができる自分」「悲しい自分」「面白い自分」「穏やかな自分」など、本当の自分を引き出すための一番のキーワードになっているのは“感情”です。

日常において人は感情を制御しながら生きているので、最後の4人目は出てきづらいと言われており、ほとんどの人は眠ったままになっているそうです。

例えば感情はアルコールの要素に近く、「お酒をを飲むことで普段とは違う性格がでてくる」「普段は穏やかなのにお酒を飲むと説教する」など、飲酒により本当の自分が出てきてる人がいます。

そのアルコールのように、本当の自分を引き出す役目を引き出しているのが”感情”です。

 

多くの人は良い感情だけ出したいという人が多く、ネガテイブな感情は抑圧しようとします。

それは本当の自分を遠ざけることになります。

不安や恐怖を感じないようにして生きていると、ポジティブな愛・感動・嬉しいなどの感情も感じにくくなっていきます。

マイナスだけ抑圧して、プラスだけ出すというのはできないようになっているのです。

そのため90%の潜在能力を秘めていると言われています。

人生は旅のようなもので、旅をするなかで様々な感情を体験し、自分も他人も知らない自分が出てくるそうです。

なので感情を抑制をしてはいけないし、「どんな感情も出して良いという許可を、自分にする」ことが大切です。

ただし、感情というものはものすごく強力なエネルギーであるがゆえに、諸刃の剣となります。

プラスにもマイナスにもなるため、使い方を間違えると人を苦しめたり傷つけたりすることもあります。

 

人生において、いろんな体験を通して嬉しい、感動するという感情もでてきますが、その反面不安などのネガティブな感情もでてきます。

だからこそ、自分の感情をだすことを自分でゆるすことが、本当の自分にであうことの近道と言えます。

 

 

 

 

 


 

医療法人社団結糸会 リワークセンターキズナ

 

 

 

 

 

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